2023年9月10日(日)に、山形市長選挙が行われます。
ここでは山形市長選挙の立候補者一覧と公約、当選予想、出口調査、開票結果についてお伝えします。
なお投票数や開票率、出口調査の情報は、随時記事内で更新して参ります。
【速報】山形市長選挙2023の出口調査・投票結果
※届出順
当落 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新・現 |
---|---|---|---|---|---|---|
当 | さとう孝弘 | 47 | 男 | 無所属 | 現 | |
渡辺ゆり子 | 71 | 女 | 無所属 | 新 |
当日有権者数:
投票率:39.1%
山形市長選挙2023の概要
令和5年山形市長選挙の概要は以下の通りです。
【告示日】
令和5年9月3日(日曜日)
(翌日から投票日前日まで期日前投票可能)
【投票日】
令和5年9月10日(日曜日)
【事由】
任期満了
【定数】
1名
【立候補者】
2名
【有権者数】
203,610人
【前回投票率】
39.08%
山形市長選挙2023の立候補者・公約
※届出順
さとう孝弘
【氏名】さとう孝弘(サトウ タカヒロ)
【年齢】47歳
【性別】男性
【学歴】東京大学
【党派】無所属
【新・現】現
【肩書】山形市長
【公式HP】https://sato-takahiro.jp/
公約
➀公共交通の充実による持続可能なまちづくりを進めます
地域コミュニティ交通のモデル事業の推進、市内各地区への展開、新たな循環バス(北くるりん・南くるりん)の構築、山形駅蔵王駅間の新駅の建設、コミュニティサイクルの増設など、自家用車以外の手段を整備促進し、免許返納後の生活の足を確保します。
➁子育て支援の充実と教育DXの推進で子どもの「生き抜く力」を育てます
高校生までの医療費完全無償化や、伴走型の相談体制など子育て環境のさらなる向上、教育ソフトの活用など教育DXによる、児童生徒の学習進度や興味関心に合った学びを実現します。また、学校部活動を地域や競技団体と共同してさらに充実したものにします。
③地元企業支援と新産業団地への企業誘致により良質の雇用を生み出します
建設中の新たな産業団地の完成とともに優良企業を誘致し、若者の就労環境を向上します。また、地元企業の売上増進や起業・創業の支援をさらに強化するとともに、女性や若者にとって魅力的な企業風土の形成を支援します。
➃戦略的な農政で持続可能な農業を構築します
戦略農産物の団地化・農業DX化をさらにすすめるとともに、各地区の農地の将来像を描く「目標地図」を作成し農地の有効活用をすすめます。また、鳥獣被害対策と中山間に適した農業の振興により持続可能な農業を構築します。
➄市民の健康寿命延伸とスポーツ環境の充実
新たなソフトボール場など、身近なスポーツ環境を向上させるとともに、スケート場などスポーツ施設の課題に取り組みます。山形市保健所、山形大学医学部の知見やデジタルの力も活かしながらSUKSK生活を推進し健康寿命延伸につなげます。
⑥地域福祉の向上と持続可能なまちづくり
地区ごとの通いの場、健康作り、相談の拠点をさらに充実し、歳を重ねても安心して暮らせる地域づくりを進めるとともに、誰もが分け隔てなく暮らせるインクルーシブな都市を目指します。また、子ども食堂など地域主体の見守りを支援します。
⑦文化創造都市事業の推進
山形市の文化資源、歴史資産を最大限に活かし、市民の文化活動のさらなる活性化と交流人口拡大につなげます。芸工大等との連携により芸術と産業を結び付け、新たな価値を創造し活性化につなげます。老朽化した山形市民会館の改築も行います。
⑧中心市街地の魅力をさらに高め「歩くほど幸せになるまちへ」
旧大沼・市立病院済生館の再開発、御殿堰を活かした回遊性あるまちづくり、千歳館の観光・文化施設としての有効活用、山形駅東西のさらなる開発、休憩スポットの増加と緑化、消雪歩道のネットワーク化など、中心市街地の魅力向上を強力に推進します。
⑨市内観光地の魅力向上と徹底した発信で交流人口増加
インバウンドをはじめ潜在的な顧客に対して山形市の魅力を徹底して発信するとともに、蔵王・山寺・中心市街地における観光地整備と体験型観光の充実をさらにすすめ、コロナ後の観光需要増の受け皿づくりを行います。
⑩インフラ整備の推進と環境にやさしいまちづくり
市内各地の道路事業・河川改修を前にすすめるとともに、山形PAスマートインターチェンジ(令和5年度中)、道の駅やまがた蔵王(令和5年12月)を建設します。山形中山道路の事業促進と山形南道路の事業化をさらに推進します。また、ごみ減量・省エネの推進、自然エネルギーの活用等の推進により、脱炭素社会をすすめます。
⑪山形市の魅力発信と移住・定住の推進
地域おこし協力隊の協力を得ながら、動画をはじめ様々なツールを活用し、移住先としての山形市の魅力発信を強化するとともに、既に成果を上げている「オーダーメイド型移住体験ツアー」を拡充し、さらに移住者を呼び込みます。
⑫デジタルの力を活用した市民の利便性の向上と行政効率化
行政DXの推進により、行かない・書かない・迷わない市役所を実現するとともに、マイナンバーカードによる市民の利便性を向上します。また、AIやRPAの活用で行政の効率を高めます。公共交通・教育・健康づくり等でデジタルの力を積極活用します。
渡辺ゆり子
【氏名】渡辺ゆり子(ワタナベ ユリコ)
【年齢】71歳
【性別】女性
【学歴】山形大学
【党派】無所属
【新・現】新
【肩書】政党役員、元県議会議員
【公式HP】https://akarui-yamagata.org/
公約
①子育て安心のまちづくり
●学校給食費を中学校から段階的無料に
●他市に遅れた子ども医療費無料化ただちに高校3年まで拡大
●放課後児童クラブの保育料を軽減
●返還不用の給付型奨学金制度を
●スポーツ・文化の振興
②高齢者に安心のまち
●特養老人ホームの待機者をへらし、年金で入れる特養ホームを増設、利用料の軽減を
●介護職員・ヘルパー の増員と処遇を改善
●車を使わなくとも買い物や通院、趣味やボランティアなど気軽に外出できるよう、コミュニティーバ スなどの地域公共交通 の運行に補助制度
③暮らして安心のまち
●再開発などのあり方に市民の声を反 映する仕組みをつくり、市民参加型の街づくり
●ジェンダー平等、多様性が尊重される街づくり
パートナーシップ条例を創設
●最低賃金の大幅引き上げをもとめ、正規雇用をふやす取り組み
●副市長に女性を登用し、女性が活躍できる街づくり
●高すぎる国保税を子どもの均等割をなくすなど引き下げ
●住宅リフォーム助成制度を拡充し、店舗や事業所などにも対象を拡大
●農家の声を反映し、小規模農業経営の支援と後継者担い手づくり
山形市長選挙2023の争点・当選予想
3期目を目指す現職で公明党が支持するさとう孝弘氏(47)と、新人で共産党が推薦する元県議会議員の渡辺ゆり子氏(71)による一騎打ちとなった山形市長選挙。
さとう氏の2期8年の市政運営に対する評価や、中心市街地の活性化対策などが争点になりそうです。
山形市長選挙2023まとめ
2023年山形市長選挙の立候補者一覧と公約、当選予想、出口調査、開票結果についてお伝えしました。
現職と新人による一騎打ちの構図となった今回。
開票は、9月10日(日)午後9時10分から行われます。
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