2023年9月3日に、立川市長選挙が行われます。
ここでは立川市長選挙の立候補者一覧と公約、当選予想、開票結果についてお伝えします。
なお投票数や開票率、出口調査の情報は、随時記事内で更新して参ります。
【速報】立川市長選挙2023の投票結果
※届出順
当落 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新・現 |
---|---|---|---|---|---|---|
11,463 | 伊藤大輔 | 48 | 男 | 無所属 | 新 | |
当 | 21,731 | 酒井大史 | 55 | 男 | 無所属 | 新 |
20,150 | 清水こうじ | 57 | 男 | 無所属 | 新 | |
316 | 金村まこと | 48 | 男 | 無所属 | 新 | |
2,440 | のぐちその子 | 54 | 女 | 無所属 | 新 |
当日有権者数:152,938人
投票数率:37.15%
立川市長選挙2023の概要
令和5年立川市長選挙の概要は以下の通りです。
【告示日】
令和5年8月27日(日曜日)
(翌日から投票日前日まで期日前投票可能)
【投票日】
令和5年9月3日(日曜日)
【事由】
任期満了
【定数】
1名
【立候補者】
5名
【有権者数】
155,172人
【前回投票率】
34.74%
立川市長選挙2023の立候補者・公約
※届出順
伊藤大輔
【氏名】伊藤大輔(イトウ ダイスケ)
【年齢】48歳
【性別】男性
【学歴】東京都立東大和高等学校
【党派】無所属
【新・現】新
【肩書】英会話スクールマネージャー
【公式HP】https://itodaisuke.jp/
【公約】
➀経済をつなぐ ~新しい力と可能性を
- 「立川産品」活用へのインセンティブ制度
- 農、工、商の連携を推進し各々の基盤強化をし成長を促します
- 立川インターチェンジの実現 中央自動車道へのアクセス、交通ネットワークの拡充
- 観光都市たちかわの推進(観光事業、MaaS、MICE)
- 市内業者育成のための具体的な議論を加速
- 鉄道踏切の立体化、複々線化 渋滞緩和と利便性向上
- デジタル行政の推進で市民利便性の向上を
(IT推進専門家会議の創設、行政手続きの簡素化と効率化、セキュリティー向上)
➁安心をつなぐ ~思いやりで守る地域社会
- ヤングケアラー、ダブルケアラーへサポート体制の強化 関係者の研修、連携充実
- ヘルパー人材育成を支援 資格取得、研修サポート
- 産後ケアの拡充 対象乳幼児年齢の引き上げ
- 障がい者総合相談機能の創設
- 高齢者、障がい者の学習、就職、資格取得への支援強化
- 意欲ある70代から元気な80代へ 健康、長寿でシニア活躍社会
- くるりんバス利便性向上を検討
- 保育、教育、介護 「現場」と行政の連携強化で安心して生み育ち、暮らせる社会を
- 中高年引きこもり、8050問題への対策 包括的相談体制の拡充
- 一時預かりを利用し易く 利用料と利用時間の見直し
- 認知症高齢者への支援拡充 認知症高齢者損害賠償保険加入など検討を推進
- 自治会を中心とした共助のまちづくり
- 通学路、登下校時の安全を守るため地域や警察との連携強化
- 地震、風水害に強いまち 災害対策を強化
- 立川駅周辺の体感治安の向上
③世界をつなぐ ~多摩地域のリーダーとして
- 観光、産業、交通の行政間連携の推進
- 教育面における他自治体との連携メリットを探り広い視野をもった人材育成
- ごみ、水、緑など単独では解決できない課題改善のための連携をはかる
- 「広域連携サミット」の深化
- その他、広域連携できる行政サービス分野を積極的に模索し連携 コストと成果の効率化
④世代をつなぐ ~その先にある立川へ
・子ども・若者への施策を強化
- 家庭環境により、将来への希望が見えない子どもたちの「“がんばる”を応援する社会」をつくる
- 制度の狭間で取り残される若者、子どもたちへの支援を強化する
- 現場(市民)の声を聴かせていただく
- 国や都、立川市に「ある」制度を仕組みで見える化、支援を必要とする市民と制度をつなげていきます
- 抱える行政から、つながる行政へ – 各分野の専門機関(NPO、団体、企業など)との連携を積極的かつスピード感を持って進めていきます
・乳幼児~中学
- 学童保育所の給食導入に向けた具体的議論を開始(春・夏・冬休み期間)
- 発達障害をもつ児童生徒への学校サポート体制の拡充 サポーター加配を検討
- 思いきり走り回ってボール遊びができるスペース インクルーシブ公園を拡充
- 多子支援 各種施設利用料減免など負担軽減を拡大
- 拡充型放課後子ども教室を早期に全校へ
- 学童保育所待機児童解消 校舎のスペース活用、空き家、貸店舗などの活用を積極的に検討
- 不登校児童生徒へのサポート スクールソーシャルワーカー、関係機関との連携強化
- 全小中学校の給食実施
・高校~
- 大学奨学金(都内5,300制度以上)や留学支援など、子どもたちの学びたい意欲を、既存の制度とつなげる仕組みの構築
- ひとり親家庭 給付型職業訓練制度の強化と使い易い制度への改革
- 就労支援 ソーシャルファームの利用拡大を牽引 国制度と並行利用できる唯一の自治体の利点をいかし一時的な給付だけでなく安定した生活を継続するための支援を強化
- フリースクール、サポート校 公教育の充実から取り残される子どもたちへの支援強化
- 「家」の相談事業(居住支援)を拡充 困る前から「将来の不安」相談を実施 コレクティブハウジングの検討
- 18歳までの医療費自己負担完全無料化
・全世代
- 世界に羽ばたく人材育成機会の拡充 国際理解教育の充実
- こども総合窓口機能の創設
- 若者支援の強化 学習スペース 居場所を支援 意欲への独自支援を議論
- 自転車ヘルメット購入費補助
- サッカー等を含む多目的スポーツ施設の整備 健康増進 陸上競技場 錬成館 市民体育館の整備
➄国有地の有効活用
- 文化、芸術の普及 アール・ブリュット、ファーレアート、いったい音楽祭、ストリートパフォーマンスをまちの魅力発信基盤に。制限より創造できるまちを。
酒井大史
【氏名】酒井大史(サカイ ダイシ)
【年齢】55歳
【性別】男性
【学歴】中央大学
【党派】無所属
【新・現】新
【肩書】特定行政書士
【公式HP】https://sakaidaishi.net/
【公約】
➀親や子の希望や安心を支える
- 小学校給食の無償化
- 保護者の負担軽減、急な残業にも対応する送迎保育ステーションを設置
- 子育て応援アプリの導入
- 学童保育所待機児童の解消
- 病児保育のためのベビーシッター補助
- 子育て世帯の国民健康保険料負担軽減
- 中高年のひきこもり対策
- 全ての「ケアラー」支援体制構築
- 不妊治療への支援
- ひとり親家庭等安心サポート事業の拡充
- 子どもたちの「生きるチカラ」を育てる教育の推進
- AIを活用した個別最適化学習の実施
- いじめ・虐待対応強化「子どもの声を受け止める相談事業」等の拡充・推進
- 不登校児・生徒への支援強化
➁健康と豊かな心で生きる力を応援する
- フレイル予防の推進
- がん患者の生きる力を支援
- 「ソーシャルインパクトボンド」導入等によるがん検診受診率向上とPSA検査など検診事業の拡充
- 歯科検診の受診勧奨
- 高齢者補聴器購入助成制度の導入
- 自殺者対策の推進
- 交通不便地域・高齢者の移動手段の検討(くるりんバスの活用)
- 障がい児・者の移動支援事業利用範囲を拡
- 専門職による終活・おひとり様「あんしん相談」事業導入
- みらいアートファームたちかわ構想
- スポーツを通じた心身の健康増進・地域活性化の推進
- ボール遊び出来る公園を推進(ルールの明確化)
- アール・ブリュットたちかわによる文化・芸術の推進
③環境の地域循環で市民と企業を守る
- 小中学校における太陽光発電及び蓄電池の設置を加速
- 高断熱住宅建設促進と既存住宅省エネ改修工事促進のための固定資産税減額制度の拡充
- 公共工事におけるリサイクル資材利用の促進
- 公共施設の建替え更新時にはZEBの視点を導入
- フードロス削減と食の確保を支援
- 錦町下水処理場の活用
- ドックランの設置
- JR南武線 羽田空港へダイレクトアクセス
- PFAS問題 都や近隣自治体との協力強化で対応
- 産業振興計画の策定
④「防災・安全」の質と量を高める
- 子どもの安全を守るため「子ども用GPS」発信機購入助成
- 立川駅周辺の体感治安の向上
- 災害時の避難所や避難ルートの再検討
- 災害時医薬品確保体制の再構築
- 犯罪被害者等基本条例の制定
➄市民の目線で市役所経営を極める
- 行政のDX化推進、行政手続き・窓口業務を市民目線で徹底見直し
- 外部人材の積極的な任用・活用
- 広報シティプロモーションの推進
- 新たな財源の確保「返礼品なしのふるさと納税の実施」「(仮称)果実運用型寄付基金制度
- 公契約条例の制定(地域貢献企業優先発注・雇用環境改善)
- 若者会議の設置
- 市民が市政に積極的に参加できる機会の拡大
- 多様性を尊重し、様々な人権を守るための条例や政策を展開
清水こうじ
【氏名】清水こうじ(シミズ コウジ)
【年齢】57歳
【性別】男性
【学歴】明治大学
【党派】無所属
【新・現】新
【肩書】農業
【公式HP】https://koji-s.net/
【公約】
➀「グローバル人材の育成」を教育目標に
- 命を大切にする教育
- リモートによる海外の友達との英会話授業
- 部活動の地域移行の円滑な実施
- タブレット端末の更なる活用
- 生きるために必要なスキルを学べる授業の実施
- 教職員の負担軽減・環境整備
- 運動能力向上
➁結婚・出産・子育てを切れ目なくサポート
- 子育て・健康複合施設(仮称)を拠点とした子育て支援の充実
- 真に支援の必要な人への“やさしく・あたたかな”支援の実施
- 子どもショートステイ事業の条件緩和・充実
- 国や都と連携した保育環境の改善
- 体験格差の解消
- 子育て世帯の負担軽減
③インクルーシブな地域の構築で、社会的弱者のQOLを向上
- 福祉会館の利便性の向上
- 高齢者見守りネットワークの強化
- 高齢者の生きがいサポート
- レスパイトケアの充実
- 障害福祉政策の充実
④頻発・激甚化する災害・危険への対応強化
- 民間住宅の耐震化促進
- 下水道、河川の豪雨災害対策強化
- 楽しく学べるような防災訓練の実施
➄強い経済を支える更なるまちづくり・拠点整備の推進
- 立川で国際イベントを開催し、基盤を整備する
- 立川デッキシティ構想(更なる延伸)
- 防犯カメラの増設
- 南武線の高架化を含めた西国立駅周辺のまちづくり
- 立川の新たな拠点づくり(玉川上水駅など)
- 「つながる立川」観光・防災・防犯にも活用できるフリーWi-fiを市内全域に整備する
⑥公共調達の最適化(入札改革)を推進
- 地元企業への優遇処置
- 市役所の窓口たらい回し解消
- デジタル対策部署の創設
- 中小企業が相談しやすい体制づくり
⑦DX(デジタル化)、GX(脱炭素社会)を担う人材の育成、市役所の意識・構造改革の推進、更なる議会改革・活性化に協力
- 庁内の食堂の再開
- 庁内運動会の復活
- 組織改革、市役所機能の分散化
- 外部人材の積極的な登用
- ペーパーレス・ハンコレス・キャッシュレスの推進
- デジタルCIO補佐官の創設
- ニューオフィスの構築
⑧ごみ問題、公共施設の維持管理・更新、下水道の流域化など
- 市民会館の将来的な建て替えによる文化交流の推進
- 陸上競技場の早期改修
- 中里多目的運動広場は拡張に向けて国と連携して実現に向けて努力していく。
- 予防医療、がん検診、歯科診療の充実
金村まこと
【氏名】金村まこと(カナムラ マコト)
【年齢】48歳
【性別】男性
【学歴】-
【党派】無所属
【新・現】新
【肩書】記者
【公式HP】https://www.youtube.com/@hanedanews
【公約】
➀少子化対策として子供1人当たり1,000万円支給
➁0歳から18歳まで毎年53万円を支給
③物価高騰対策として60歳以上に3万円を支給
④市長の定例会見を毎月実施する(フリーランス参加可)
のぐちその子
【氏名】のぐちその子(ノグチ ソノコ)
【年齢】54歳
【性別】女性
【学歴】神田外語学院
【党派】無所属
【新・現】新
【肩書】代表取締役、企業研修会社経営
【公式HP】https://www.we369.org/
【公約】
➀立川WEプロジェクト
・ジェンダー平等社会の実現、同性婚・選択的夫婦別姓の導入を求めます
・立川市民の平和と暮らし、子どもの人権を守ります
・密室化する家庭内暴力の本源的な問題に向き合い被害者および加害者のメンタルサポートに取り組みます
➁立川グリーンプラン
・PFAS汚染の実態解明を進めます。横田基地へのオスプレイ配備撤回を求め住みやすい立川に
・立川から「原発ゼロ」再生エネルギーの普及を進めます
・アトピー、ぜんそく、アレルギーなどの環境に起因する病気の増加に向き合い、立川の水・空気・土の環境改善に取り組みます
③立川サポート計画
・在宅介護の支援、特養ホームを増やし、見守りネットワークを充実します
・町内会、自治会、マンション組合などに参加が難しい方々と、市内でお仕事を探す方々を結ぶご近所助け合いサポート事業
立川市長選挙2023の争点・当選予想
現職で4期目の清水庄平市長は立候補せず、男性4人、女性1人の新人5人で争う構図となった立川市長選挙。
多摩地域の中心都市の新たなまちづくりの方向性や少子高齢化対策、米軍横田基地からの漏出が疑われる有害物質有機フッ素化合物(PFAS)の問題への対応などが争点になりそうです。
立川市長選挙2023まとめ
2023年立川市長選挙の立候補者一覧と公約、当選予想、開票結果についてお伝えしました。
現職で4期目の清水庄平市長は立候補せず、新人5人で争う構図となった立川市長選挙。
開票は、9月3日(日)午後9時から行われます。
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